執着しない

最近介護トラブルがあってから心身のストレスが大きかった。
そして現在はだいぶ落ち着き、多少ヘルパーさんの入れ替わりがあるもの、
概ね平常運転になりました。


今回の介護トラブルで学んだ事は、『執着しない』ことです。
介護は家族だけで出来ないから介護サービスを利用しているわけで、
他人が入る以上、自分の思う通りには行かなくて当たり前。

正直、出来る方は言わなくてもやってくれます。
でも出来ない方は、どんなに言ってもミスります。
以前はどなたにも同じ様にやって貰いたくて、
そのためにどう伝えれば良いのか？と頭を使ったけど、この考えを捨てました。

大事に至らなければ、でこぼことスキルの差があっても構わない。
出来ない人は何をどう伝えても無理。
でも他のところで良い面があるものなので、そこを見る様にしてます。


介護事業所単位で見ても、シビアな事業所、ゆるい事業所とあります。
出来る、出来ないの線引きがハッキリしているか否か..
それもどの事業所にも同じようにやって貰う事を望まないようにしました。
『事業所が出来る範囲でやって貰えれば構いません。』
と伝えるようにしている。

出来ないモノをゴリ押しする気はない。
最悪、家族が動けばいい話で、そう思えば気楽なモノ。



どんなに良いヘルパーさんでも、これまでがそうだった様に、
この方も急に来なくなるかも知れない..と、思っている。
なので人に執着しても無意味なこと。


病院でさえずさんな所があるのだから、完璧な介護は目指さない。
大事にならなければ、だいたい出来ていればいい。
完璧に介護する事が大切なのではなく、
家で療養出来る事が大切だと思っている。





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重い選択

今朝の空は、なんか秋を思わすような雲が広がっていました。
けど実際は、今日は猛暑とのこと！！
基本冷房は冷えすぎたり、疲れが取れないので好きではないけど、
もう去年の猛暑を経験してからは、躊躇せずに冷房を使っています。
電気料金高いですが、身体の方が大切！

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自宅療養している家族..
２年半ほど前に大病をし手術をしたものの、
命は助かったけど重度の障害を負いました。

昨秋に医師の勧めで１つ大きな手術をし、その後は発熱もなくなり
ここに来て比較的安定して過ごしています。

ですがまた１つ考えねばならぬ手術の選択があり、
本人も手術に対しての気持ちは半々。
覚醒状況にムラがあるので、日を変えて繰り返し意思確認をしている。

その手術をしたら、当然しばらくは入院になり、退院しても
今後は経過観察のために通院が頻繁になる。
もし感染症を起こしたら、また手術になり入院になる。

私が家族だったら、どんな選択をするか？
私だったら..もうこれ以上の手術は望まなくて、穏やかに暮らしたい。

手術をする事のメリットとデメリットを天秤にかける。
本人にとっても家族にとっても、デメリットの方が多い気がする。
手術に迷うのは、少しでも以前のような身体を取り戻して欲しいから。

でも可能性としはほんの僅かしかなく、その僅かなモノを求めて、
穏やかな時間を減らしてしまうのは、逆に生活の質を下げてしまうのでは？
と思うようになった。


がんに罹った方が抗がん剤治療を求めず、残された時間を自分の思うように生きたい！
と思うのと同じような気がした。
積極的な治療を求めず、穏やかな時間を選んでも良いのでは？？

あの身体で、病院で孤独な時間を長く過ごす苦痛は図り知れない。
人生は長さではなく質。
いつも私はそう思っている。


自分自身ではなく、例え家族であっても、
人の人生の選択をするのは、いつでも気が重い..







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謝罪

違和感の正体..①
違和感の正体..②

必要なケアをせずに、手を抜いていた事が分かり
事業所の責任者からは何度も頭を下げて貰い、
そのヘルパーさんは我が家から外れて貰う事で問題を収めた。

ヘルパーさん自身からの謝罪は、本人からの希望はあったものの、
ケアマネージャーが止め、問題後直接会う事もありませんでした。


そのヘルパーさんが先日、突然家を訪ねて来ました。
いつもはバッチリフルメイクで下ろしてる髪が、
この日は眉毛以外はノーメイクで、髪も１つにまとめ、
ヘルパーさんの顔を見た時には、すでに目に涙を溜めていました。

一目見た瞬間で、ヘルパーさん自身、自分のした事の事の重さを理解し、
そして家族に対する反省の思いがひしひしと伝わりました。
和室で話しをしたのですが、土下座的に丁寧に頭を下げ謝罪の言葉をくれました。


幸い家族に体調の変化もなく、
人間なので時に間違いを起こす事もある。


どんなに耳障りの良い言葉を並べても、そこに想いがなければ
相手には伝わらない。
だけど嘘偽りのない想いは必ず相手にも伝わる。
この出来事で改めてそれを実感し、私の中のわだかまりも
スッと溶けて無くなりました。。



そのヘルパーさんは、本来とても仕事が出来る方。
なので今後もヘルパーのお仕事を、今の事業所で謝罪の意味も込めて
続けて欲しいと伝えました。

ヘルパーさんに
『今の事業所を辞めず、我が家も在宅介護が続いていたなら、いつかまた来て下さいね』
と伝え、ヘルパーさんも『また来たいです』と言って終わりました。

人の心を動かすのは、やはり『想い』ですね..
久しぶりに良い終わり方(解決)が出来たなと、清々しい気持ちです。

そして私自身も、人に対して出来るだけ正直に生きたいと思いました。






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介護トラブルに追われる

梅雨明けはまだしていないけれど、もう夏真っ盛りのお天気。
朝5:30に散歩に出ても、日傘がないと暑いし、空気も湿気で重い。。
あぁ..私の苦手な夏。。



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今まさに、介護トラブル多発テロ状態でいます。苦笑
我が家には現在4事業所が入って下さり、今月5事業所目の契約を結びました。
沢山の方々の力をお借りして成り立っている在宅介護。
有難い気持ちは勿論ありますが、頭が痛い事も多々あります。


介護事業所もボランティアではありません。
お仕事として経営していかねばなりません。
何かあれば今の時代、裁判沙汰にもなり兼ねないリスクもあります。
色んな要素が絡み合い、そこに微妙な駆け引きと言うか
バランスを保ちながら関係を築いています。

この目に見えない、けれど絶妙にちらほら垣間見る緊張感が、
正直面倒臭くなってしまう。
勿論私自身も、ある種の緊張感を纏っていると思う。


介護、ここでも事業所に対してや、ヘルパーさんに対しての
執着は禁物だと思っています。
執着してしまうと、それが足枷になって身動きが取れなくなるから。
執着は本当は嫌なのに、我慢する羽目になる。


認識にズレがあるなら、確認し合えばいい。
確認して噛み合わなければ、お願いしなければいい。
この事業所・人を逃したら他はない..と決めつけて執着せず、
介護でも身軽・気軽に行きたい。


ヘルパーさん、出来ないなら出来る事をやって貰えればいい。
『来なければ困る』ではなく、来なかったら家族がやればいい。
どうにでもなるさ！笑







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違和感の正体..②

前回の続きです。

違和感の正体..①

問題となったヘルパーさんは、その日を最後に外れて貰いました。
ずっと信頼していたのに、あっけないものです。

今回特に不思議だったのは、部屋に見守りカメラを2台付けていて、
誰からもその位置は目視出来ます。
なので今回のように明らかに必要なケアをしなければ、バレるのです。
..にも関わらず怠惰な行動に出れるって、不思議でなりません。
何度か繰り返して行く中で、バレないと過信したのかも知れないけれど、
カメラが付いている以上、いつかはバレると思うのだけど..


こう言う事があると、他の方ももしかしたら..と疑ってしまいます。
でもこれは自分にブレーキ。
疑ったらキリが無いし、疑いの空気は相手にも伝わるので、
切り離して見ていかないとダメですね。。


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私は昔から不思議と勘が当たってしまうのです。
初対面で何かしらの違和感を感じたら、それは日が経ってからほぼほぼ
その違和感は当たっていたと言う事態が起きる。

あと嘘も違和感として、察知してしまう。
何となく分かるのです。『嘘言っているな』って。
その時確証に至らなくても、後日必ず答え合わせの様に嘘だったと確信する出来事が起きる。

自分でも不思議なんですけどね..笑
特に今は療養している家族を守らなければならない。
なので時には『私を甘くみるなよ！笑』くらいに思っています。

失敗は余程のことでなければ怒りませんが、
ずるい嘘や誤魔化しは、必ず本人に釘を刺します。
釘の大きさはマチマチですが..苦笑


たくさんの方が我が家に出入りしています。
なので私は面倒臭い存在でいいと思っています。
(母がやんわりしているので..)
それでないと、家の中がカオスになってしまう。

私は『いい人』でなくていい。





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